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 会告 : 2002年度 計装エンジニア(初級・中級)(計測制御エンジニア) 資格審査応募要領
 
(社)計測自動制御学会 計装エンジニア委員会


1. 計装エンジニア(初級・中級)とは

 計装エンジニア(初級・中級)とは社団法人計測自動制御学会が認定する資格であり,計測と制御を基礎とする技術者が計測自動制御学会の審査に合格したときに認定されます.


2.計装エンジニアの種別について

「計装エンジニア」は,その経験と能力によって下記のごとく2種類のエンジニアに種別されます.

2.1 計装エンジニア(初級)
計測制御の基礎知識および実地経験に基づいた知識を持ったエンジニア.
2.2 計装エンジニア(中級)
企業での実務を通じてリーダーとして活躍しているエンジニア.


3. 計装エンジニア資格保有者の特典

 計装エンジニアとしての能力が中立的,公益的な学術団体である(社)計測自動制御学会により認定されます.
 計装エンジニア(初級・中級)に登録された方は計装エンジニア会の会員になります.
 登録計装エンジニアが中心となって,ニュース・レターの発行,国内外の見学会,著名な講師を招いての講演会,互いに経験を語り合う勉強会,有識者への質問コーナー,懇親のためのパーティなどの活動を行います.この交流活動を通じて,登録計装エンジニアが,時代とともに変化していく最新の技術をキャッチアップしていくことができます.


4. 応募資格

 計測と制御に関する実務経験があることとしています.
 実務経験年数は原則として,
 初級は高卒6年以上,高専卒4年以上,工科系大学卒3年以上,工科系大学院修了2年以上,中級は,高卒10年以上,高専卒8年以上,工科系大学卒7年以上,工科系大学院修了6年以上とします.ただし,将来は初級資格登録者であることが条件となります.


5. 応募書類など

5.1 応募関係書類の配付は,11月28日(木)まで行います.
応募関係書類はこちらからダウンロードすることができます.

ダウンロードをすることができない方は学会事務局までご請求ください.


5.2 応募書類
(1) 計装エンジニア資格審査申請書(初級,中級)
(2) 実務経験申告書(初級,中級)
(3) 受験票
(4) 審査料 初級:10,000円 中級:15,000円
※送金は必ず郵便振替(受験者氏名,中級・初級の別を記入)を利用して,払込票兼受領証のコピーを受験票に添付してください.
※手数料は各自ご負担ください.
※送金先口座:00160-9-127863 加入者名:(社)計測自動制御学会
(5) 返信用定形封筒(80円切手を貼付し,返送先を記入する)
これらの書類を2002年12月5日(木)までに,「資格審査書類(初級,中級どちらかを記入)」と朱記した封筒に入れ,次頁の申込・問合せ先へ郵送してください.


  なお,応募書類は返却しませんので,ご了承ください.


6. 審査

 初級:書類審査後,書類審査に合格した人のみ筆記試験及び口述試験により実施.
 中級:書類審査後,書類審査に合格した人のみ筆記試験及び口述試験により実施.


7. 試験会場および試験日

 試験会場:東京工業大学 百年記念館(東京都目黒区大岡山2-12-1)予定
 初級:筆記試験及び口述試験 2003年1月10日(金)
 中級:筆記試験 2003年1月10日(金)
     口述試験 2003年1月11日(土)

 詳細は,2002年12月中旬までに郵便にてお知らせします.

なお,東京工業大学には宿泊施設がありませんので,10日夜の宿泊を希望される方は,ご面倒でも各自にてホテル等をご予約ください.
※格安ビジネスホテル検索サイト
http://www.bestrsv.com/
http://hotel.yadojozu.ne.jp/index.htm
http://www.jr-odekake.net/e-oyado/
http://www.inn-info.co.jp/
http://www.e-htl.com/
http://www.hotel-king.com/

8. 審査内容

8.1 計装エンジニア(初級)に要求することはほぼ次のようなものです.
(1) 大学工学部における計測・制御関係の単位を取得できる程度の知識.またそれに関係する実地経験に基づいた知識.
(2) 計測・制御に関連した計算機ハードウエアおよびソフトウエアの知識.
(3) 計装設備が対象とするプラントや機器の知識およびその計装設備の設計や保守の知識.
これらのうちのいずれかに詳しければ,他についてはあまり知識がなくても構いません.
また平均して浅く広い知識であっても結構です.具体例をあげると,たとえば工業用温度計の原理と実際を知っていること,PID制御の原理と実際を知っていること,モータを所定の回転速度でまわすにはどうしたらよいかの手段がほぼわかること,計算機(マイクロプロセッサ)を使って計測したデータを取り込み,アクチュエータを動作させるにはどうしたらよいかの手順がほぼわかること,計測制御関係の用語をほぼ理解し,必要なときには何を調べればよいかを知っていることなどです.
実務経験申告書に記載されている例も参考にしてください.
8.2 計装エンジニア(中級)に要求することはほぼ次のようなものです.
(1)企業での実務を通して,リーダーとして活躍できる,部下を指導できるような実地経験に基づいた知識.
(2)計測・制御に関連した広範なまたは深い知識.
(3)2001年度の試験問題は,SICEホームページに掲載されておりますので,ご覧ください.


9. 認定

  合否通知書は2003年1月20日頃に発送いたします.
  合格者には,6ヶ月以内に認定申込された方に,本学会会長名の認定書を授与いたします.

  認定料は,本学会会員は無料,賛助会員である企業に属する者は5,000円,その他は10,000円です.初級計装エンジニア登録者は,中級合格の場合,中級の認定料を無料とします.

10.登録

  認定計装エンジニアは,学会に登録し計装エンジニア会で活躍していただくことを期待しております.(詳細はSICEホームページをご覧ください.)

  登録料は,本学会正会員 無料,賛助会員 年5,000円,その他 年10,000円です.

11. 申込・問合せ先

  〒113-0033 東京都文京区本郷 1-35-28-303
(社)計測自動制御学会 計装エンジニア係
電話 (03)3814-4121 FAX (03)3814-4699
E-mail : keisou@sice.or.jp
URL:http://www.sice.or.jp/

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