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お知らせ |
会告:2010年度計測自動制御学会フェロー紹介
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研究・開発・教育啓蒙・管理運営その他の活動を通じて,本会の関与する分野の学問技術の発展に顕著な功績のあった会員を顕彰するために設けられた「フェロー制度」による第23回のフェローが決定し,8月20日,SICE Annual Conference 2010 (SICE 2010 in Taiwan) 会場において,小坂満隆君,久間和生君,小林主一郎君,森 泰親君の4君に称号が授与された.
こさか みちたか
小 坂 満 隆 君(正会員)
宇宙航空分野のコマンド&コントロールシステムや金融・産業分野のビジネス情報システムなど時代の先駆となる新システムの開発を通して,システム制御技術に関する先駆的応用分野の開拓に貢献した.また,学会理事任期中には,学会連結会計システムの確立に貢献した.
略 歴
1975年 3月 |
京都大学工学部数理工学科卒業 |
1977年 3月 |
京都大学大学院工学研究科数理工学専攻修士課程修了 |
1977年 4月 |
(株)日立製作所システム開発研究所入社 |
1984年 3月 |
京都大学(工学博士) |
1984年 8月 |
テキサス大学宇宙工学科客員研究員(1年間) |
1995年 8月 |
(株)日立製作所システム開発研究所第5部部長 |
2001年 4月 |
(株)日立製作所システム開発研究所所長 |
2005年 4月 |
(株)日立製作所情報通信グループIDソリューション事業部事業部長 |
2007年 4月 |
(株)日立製作所電機グループ長付中国事業推進室長 |
2008年 4月 |
北陸先端科学技術大学院大学知識科学研究科教授 現在に至る |
本会関係
1985〜1987年度 |
システム工学部会委員,副主査 |
1990〜1991年度 |
会誌編集委員会委員 |
2001〜2002年度 |
理事(財務担当) |
2003年度 |
監事 |
2004〜2007年度 |
評議員 |
きゅうま かずお
久 間 和 生 君(正会員)
光ニューロチップ,人工網膜チップの概念を構築,研究開発,事業化を推進した.人工網膜チップは,世界で初めて携帯ゲームや携帯電話に使われるとともに,ジェスチャー入力型ゲームに先鞭つけるなど,学会および産業界への貢献はきわめて大きい.また,本会会長として強いリーダーシップを発揮し,国際標準化事業の立上げを含む業界に魅力ある組織への変革を推進し,SICEの体質強化とプレゼンス向上に大きく貢献した.
略 歴
1972年 3月 |
東京工業大学工学部電子工学科卒業 |
1977年 3月 |
東京工業大学工学部電子工学科卒業 |
1997年 4月 |
三菱電機(株)入社 中央研究所勤務 |
1985年 8月 |
カリフォルニア工科大学客員研究員(〜1986) |
1993年 6月 |
三菱電機半導体基礎研究所第3研究部長 |
1998年 4月 |
同社半導体事業本部人工網膜LSI事業推進プロジェクトマネージャー |
2002年 4月 |
同社先端技術総合研究所システム技術部門統轄 |
2003年 4月 |
同社先端技術総合研究所 所長 |
2006年 4月 |
常務執行役開発本部長 |
2008年 4月 |
上席常務執行役開発本部長 |
2010年 4月 |
専務執行役半導体・デバイス事業本部長に就任 現在に至る |
本会関係
2006年 |
関西支部支部長 |
2007年 |
副会長 |
2008年 |
会長 |
2010年〜2011年 |
評議員 |
2010年〜現在 |
50周年記念事業実行委員会副委員長 |
2010年〜現在 |
50周年記念事業組織委員会委員 |
こばやし しゅいちろう
小 林 主一郎 君(正会員)
環境・エネルギーシステムの研究と実用化におけるオーソリティとして,上下水道システムや地域冷暖房プラント運転支援システム等の開発を行うなど,わが国が現在直面している環境・エネルギー問題を解決するための計測制御システム技術の開発に大きく貢献した.また,SICEの将来ビジョンを形作るSICE City構築においても,産官学の主要機関にその重要性を説き協力関係を確立するなど,大きく貢献した.
略 歴
1975年3月 |
東京大学教養学部基礎科学科卒業 |
1975年4月 |
東京芝浦電気(株)(現(株)東芝)入社 |
1985年10月 |
東芝アメリカ社(ニューヨーク駐在) |
1986年11月 |
(株)東芝重電技術研究所制御研究担当 |
1996年4月 |
同社官公システム事業部公共システム技術主幹 |
1998年4月 |
同社電力・産業システム技術開発センター企画担当 |
2005年4月 |
同社電力・社会システム技術開発センター技監 |
2007年4月 |
東芝ITコントロールシステム(株)代表取締役社長に就任 現在に至る |
本会関係
1991〜1992年度 |
会誌編集委員会主査 |
2006〜2007年度 |
SICE City全体委員会委員 |
2006〜2007年度 |
SICE Cityどこでも研究部会委員 |
2007年度〜現在 |
評議員(2010年10月より代議員) |
もり やすちか
森 泰 親 君(正会員)
サンプル値非干渉制御系の研究を中心に制御理論・応用の発展に貢献した.平成16年にはSICEの将来ビジョンについてのブレインストーミングにおいて「SICE City」を提案し,以後,SICE City構築準備委員会,構築実行委員会を含め,SICE City構築を主導し,SICEの将来構想に対して大きく貢献した.
略 歴
1976年 3月 |
早稲田大学理工学部電気工学科卒業 |
1981年 3月 |
早稲田大学大学院理工学研究科電気工学専攻博士後期課程修了(工学博士) |
1981年 4月 |
(株)東芝総合研究所入社 |
1988年 7月 |
埼玉大学工学部助教授 |
1992年 4月 |
防衛大学校助教授 |
1999年 4月 |
防衛大学校教授 |
2003年 4月 |
東京都立科学技術大学教授 |
2005年 4月 |
首都大学東京システムデザイン学部教授 現在に至る |
本会関係
1991〜1997年 |
事業委員会委員 |
1992〜1998年 |
出版委員会委員 |
1993〜1995年 |
論文集委員会委員,制御基礎主査 |
1997〜1998年度 |
会誌編集委員会委員 |
2000〜2001年度 |
論文集委員会委員,制御基礎主査 |
2003〜2004年度 |
理事(部門協議会) |
2005年度〜現在 |
評議員(2010年10月より代議員) |
2005年度 |
SICE City構築準備委員会委員 |
2006〜2007年度 |
SICE City構築実行委員会委員 |
2008〜2009年度 |
SICE City構築実行委員会副委員長 |
2010年度〜現在 |
SICE City委員会委員長 |
2010年度〜現在 |
将来ビジョン委員会委員 |
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