(社)計測自動制御学会中国支部
計測制御シンポジウム2006
  「大量データからプロセスを見よう・操ろう」
  〜統計的解析によるプロセス可視化・制御技術〜

主催: 計測自動制御学会中国支部
共催: 電気電子学会中国支部,計測自動制御学会関西支部,システム制御情報学会,電子情報通信学会中国支部,日本機械学会中国四国支部
近年の計算機技術の進展により大量のデータが取得・保管が可能と なっています.しかし,この膨大なデータの中から有用なデータを取 り出し,利用することは容易ではありません.各製造現場においても, その状況は同じです.製造設備の稼動状況や製品の品質データが細か く長期にわたり保存されているものの,そのデータをいかに製造管 理,品質管理,設備管理へ有効活用するかが大きな課題であり,そのた めの手法やツールが求められています. 計測自動制御学会中国支部では,“大量データからプロセスを見よ う・操ろう”をテーマとして,大量の製造プロセスデータの中から重 要な情報の抽出と解析・分析を行い,製造プロセスの可視化やプロセ ス制御へ結び付けていく技術に関するシンポジウムを企画いたしま した.その手法として,統計的解析手法を中心として,その基礎から 最新の手法および応用事例の紹介をしていただきます.また,実際に 実用しているJFEスチールのエ場見学も計画しています.この技術 討論を通じてプロセス制御の高度化とともに製造実力の向上へつな がるもとの考えております.大学および企業関係者の方の積極的な参 加をお願いいたします.
開催日時: 平成18年8月25日(金) 9:30〜17:00
開催場所: JFEスチール(株)西日本製鉄所倉敷地区見学センター
〒712−8511倉敷市水島川崎通り1丁目,電話(086)447−2102(見学センター受付)
製鉄所レイアウトはこちら
交通案内:当日のアクセスはJR新倉敷駅より送迎バスを準備します
送迎バスの運行予定,JRの時刻表,ならびに会場までのアクセスはこちら

プログラム
9:30受付開始
9:50〜10:00 支部長挨拶/則次俊郎(岡山大学)
10:00〜11:00基調講演
・プロセス・ケモメトリクスー操業データに基づく品質・歩留りの改 善−/加納 学(京都大学)
講演概要
11:10〜12:00応用事例1
・エチレンプラント初留塔の熱回収最適化/天野壮−(三菱化学)
講演概要
13:00〜14:40 応用事例2
・Just-In-Timeモデリングの鉄鋼プロセスヘの適用/茂森弘靖(JFEスチール)
・SASEnterpriseMinerによる操業データの解析と異常予知/石井宏司(SAS Institute Japan)
講演概要
講演概要
14:50〜15:20 総合討論
15:30〜17:00 工場見学
・JFEスチール西日本製鉄所倉敷地区 製鋼工場,厚板工場(予定)

参加費: 会員4,000円,会員外5,000円,学生1,000円(昼食代を含む),資料のみ1,000円

懇親会: 同日17:30〜19:00,会場:プレゴ(倉敷市鶴の浦2-2,電話(086)444-0100)
会費:3,000円(学生1,500円)
懇親会費は当日受付にてお支払い下さい
申込方法: 下記申込用紙をダウンロードし,FAXもしくはメール添付にてお申込み下さい
申込用紙(MS-Word形式)申込用紙(PDF形式)

参加申込締切: 2006年8月11日(金)

問合せ先: JFEスチール(株)西日本製鉄所 倉敷地区 制御部制御技術室
水島成人 電話(086)447-3505,FAX(086)447-3495,
E-mail: n-mizushima@jfe-steel.co.jp