スペシャル・セッション(SS)募集 → 募集を終了しました

SSI2024では,スペシャル・セッション(SS)として,特定のテーマに関してまとまった発表・ディスカッションや領域のアピールを行なっていただくことができます.SSの規模としては4件以上程度を想定しています.なお,クローズドなSSを企画することはできません.発表者には発表申込時に,採択されたSSを含むセッション一覧の中から最もふさわしい一つを選択していただきます.

応募締切は,2024年7月12日[金]です.→ 募集を終了しました. なお,講演予定の方々には,本企画提案とは別に,講演申込から発表申込期限までにお申込みいただくようにお伝えください。

採択済みSSリスト一覧(8件)


SS01: 強化学習とそのハイブリッド手法の最前線
  • オーガナイザ:
    宮崎和光(独立行政法人大学改革支援・学位授与機構),高玉圭樹(東京大学)

  • 概要:
    近年,深層学習が注目を集めている.特に,強化学習と深層学習を組み合わせた DQN (deep Q-Network) の公開以来,PPO (proximal policy optimization) や DDPG (deep deterministic policy gradient) といった多くの深層強化学習手法が提案されている.また,ChatGPTのベースとなっているTransformerに対する注目度も高い.本スペシャルセッションでは,強化学習,深層学習,進化計算,メタ学習,転移学習,カリキュラム学習,zero-shot学習といった個々の要素技術に関する成果はもとより,これらを融合させた手法に関する成果を幅広く募集する.

SS02: デジタル社会実験による社会共創デザインの実現
  • オーガナイザ:
    貝原俊也(神戸大学),寺野隆雄(千葉商科大学),喜多一(京都大学)

  • 概要:
    デジタル社会実験による社会共創デザインの実現 本セッションでは,社会共創デザイン実現のためのデジタル社会実験について,その要素技術である1)データ駆動デザイン,2)モデル駆動デザイン,3)コミュニケーション駆動デザインの各研究分野について研究発表を行う.

SS03: 生物知能のリバースエンジニアリング的理解
  • オーガナイザ:
    志垣俊介(国立情報学研究所),安井浩太郎(東北大学)

  • 概要:
    生物は時々刻々と変容する環境や身体に対して適応し続けることができる.本セッションでは,この適応性を支える知的要素を工学的な観点から解析し,設計原理や機能メカニズム等を理解する研究発表を広く募集します.

SS04: 脳における機能創発の解明を目指した数理モデリングとデータ駆動分析
  • オーガナイザ:
    信川創(千葉工業大学)

  • 概要:
    この特別セッションでは,数学的モデリングとニューロイメージングのデータ駆動分析の研究成果を集め,脳の構造的および機能的ネットワークの統合的理解と,そこから創発する認知機能に関する研究を発表する場を提供することを目指している.(詳細ページ)

SS05: リズム同調とその応用
  • オーガナイザ:
    緒方大樹(東京工業大学)

  • 概要:
    人間は他者とリズムを同調させて運動を生成することができる.例えば,対面コミュニケーションにおけるうなずき等の身体動作の同調や他者と並んでいる歩いている時の歩行リズムの同調などが見られる.本セッションではこの人間のリズム同調の特性およびその応用について,対面コミュニケーションや歩行トレーニング等を題材に取り扱う.

SS06: 不便益システム
  • オーガナイザ:
    川上浩司(京都先端科学大学)

  • 概要:
    不便であることの効用を積極的に活用する人間機械系やサービスのデザイン,運用,性能評価などを議論する.

SS07: ファイナンシャル・ビジネスエコノミクスとシステム・情報技術
  • オーガナイザ:
    高橋大志(慶應義塾大学)

  • 概要:
    近年,ファイナンスおよびビジネス領域において,システム・情報技術を活用した取り組みが盛んに行われており,データ解析,コンピュータシミュレーション,自然言語処理,画像分析,IoT,セキュリティーやプライバシーマイニング,地図情報(GIS)等のアプローチを通じ,資産評価,企業金融,会計,マーケティング,企業組織,経営戦略,不動産,資産運用,ガバナンス,情報システムなど,様々な経営課題に対して取り組みが進んでいます.本セッションでは,ファイナンスおよびビジネス分野における実証的・理論的研究および関連する諸研究を広く募集します.

SS08: 知能交通におけるヒューマンファクター・HMI・UX
  • オーガナイザ:
    劉海龍(奈良先端科学技術大学院大学),和田隆広(奈良先端科学技術大学院大学),平岡敏洋(一般財団法人日本自動車研究所)

  • 概要:
    次世代の自動運転および運転支援システムの進化により,運転体験は大きく変革されつつありますが,運転者/乗車者だけではなく,周囲の他車両の運転者や歩行者などの人間と自動運転車両のインタラクションとユーザーエクスペリエンス(UX)を最適化し,安全性と利便性を向上させることが重要な課題である.本セッションでは,自動運転および運転支援システムなど交通関係の研究者,開発者,デザイナーなど,さまざまな専門家が集まり,意見交換や最新の成果を共有する場となることを目指す.(キーワード: Human Factors in ITS, Trust in AV, Comfort in AV, Internal and External HMIs, etc.)