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Specail Session 一覧

スペシャルセッションリスト List of Special Sessions

スペシャルセッションリストは,随時更新の予定です.

スペシャルセッション詳細 Content of Special Sessions

SS01: セルオートマトン

セッションオーガナイザ礒川悌次郎(兵庫県立大学)
コオーガナイザ

同一構造を持つ単純な計算素子あるいは有限オートマトンを規則的に配列した構造を持つセルオートマトンは,並列計算機のモデルのみならず物理学・化学・生物学・経済学などの分野でもその有用性が認識され広く研究されている.また,計算機科学の分野においても,複雑系・マルチエージェントシステムなどにも応用され,この分野の解析に必要不可欠なツールとして大きな役割を果たすものと期待されている.本セッションにおいては,「セルオートマトン」に関する基礎理論から各種応用に渡る分野における研究を募集する.

SS02: 運転の支援と自動化のヒューマンファクター

セッションオーガナイザ伊藤誠(筑波大学)
コオーガナイザ

自動車を中心に,移動体の運転に関して支援・自動化の技術開発が進んでいる. これらの普及におけるヒューマンファクターの課題を議論する.

SS03: 最適化の入口と出口

セッションオーガナイザ渡邉 真也(室蘭工業大学)
コオーガナイザ廣安 知之(同志社大学),千葉 一永(電気通信大学)

本セッションでは,最適化アルゴリズムそのものではなく,最適化を行う前処理および最適化後の後処理に焦点を当てた研究をテーマとして扱う.具体的には,問題のモデリング,特徴選択,データ前処理といった最適化を行う前処理に関わる研究,ならびに得られた解の分析,最適化を通じて得られたモデルの評価といった研究を主な対象と想定している.
多くの応用研究において,最適化アルゴリズムそのものよりも,適切なモデリング,データの前処理が重要な役割を果たすことが広く知られている.一方,最適化後に得られた結果および探索過程を分析することで問題特性を炙り出そうというデータマイニング的研究が単に最適解を得るというこれまでの最適化の価値観を大きく変化させ,最適化の新たな価値の創出につながっている.
本セッションでは,最適化アルゴリズムに比べその周辺研究に扱われがちであるこれらのテーマに関連する研究を広く募集し,活発な議論,新たな交流が生まれることを期待する.

SS04: 生命ソフトウェアとその計測

セッションオーガナイザ姜 南圭(公立はこだて未来大学)
コオーガナイザ須藤 秀紹(室蘭工業大学),福本 誠(福岡工業大学)

「感性工学」における重要なテーマの一つは,見る,聞く,触るといった行為を通した 人とシステムとのインタラクションについて深く考察し解明することである.「生命ソフトウェア」は,人間の「もの」(システム)の受け止め方や反応の仕方に潜む未知の知識は法則を意味する.本セッションでは,「生命ソフトウェア」解明へのアプローチとその計測の方法について,さまざまな角度から議論する.

SS05: 人工知能,生物学的知能,及び生物に着想を得た知的システム

セッションオーガナイザ白川 智弘(防衛大学校)
コオーガナイザ

本セッションは人工知能、生物学的知能及び生物に着想を得た知的システムに関する分野横断的なセッションであり、知能、意思決定、及びそれらに関連する計算システムなどについて、複数の分野間のコミュニケーションを促進することを意図したものである。本セッションの目的は、知的システムの研究に関する統合的なプラットフォームを提供することであり、知能に関連する全てのトピックを対象とする。

SS06: 自己組織系と機能

セッションオーガナイザ池本 有助(名城大学)
コオーガナイザ

スワームシステム,群ロボットシステム,ネットワークシステムなどに代表される,いわゆる群システム研究では,個々の振る舞いと個間の相互作用様式を設計対象とし,大域的な振る舞いを評価対象としている.これらの対象間のギャップを解消するために,設計者は,しばしば自己組織化,つまり自発的な秩序形成に期待することが多い.ここでは,形成された秩序に宿る機能的側面をみたい.本SSでは,スワームシステム,ネットワーク構造化,自己組織的認知問題に関する研究事例から,群システムにおける自己組織化と機能獲得の関係を探求する.

SS07: 不便の効用を活用するシステム

セッションオーガナイザ川上 浩司(京都大学)
コオーガナイザ

人を含む系のデザインにおいて,定量化可能な指標を切り出してそれを最適化するという手法だけでは、立ち行かなくなっています.新たな指標を探る手がかりとして,不便の効用に着目することによって,人とシステムとのより良い関係を目指すセッションを企画します。

SS08: ビブリオバトルとパブリックスピーキング

セッションオーガナイザ須藤 秀紹(室蘭工業大学)
コオーガナイザ深澤 のぞみ(金沢大学),山路 奈保子(室蘭工業大学)

ビブリオバトルは,書評を使った新しいコミュニケーションの仕組みとして, 多くの学校や図書館に導入されている. ビブリオバトルは,コミュニケーションやスピーチに関する研究のフレームワークとしても 注目されつつある. 本セッションでは,「実験装置」としてのビブリオバトルの可能性を探る. また,多くの聴衆の前で意見を表明する「パブリックスピーキング」能力育成のための 教材としての可能性についても議論する.

SS09: 集合知とコミュニケーション場のメカニズムデザイン

セッションオーガナイザ須藤 秀紹(室蘭工業大学)
コオーガナイザ水山 元(青山学院大学),谷口 忠大(立命館大学)

コミュニケーション場のメカニズムデザインとは,参加者が自らの効用を最大化するように行動する結果,実りあるコミュニケーションがなされることによって目的がみたされるメカニズムを構築することである. 本セッションでは会議やWeb上の相互作用を通して集合知をより効果的に活用するためのコミュニケーション場のメカニズムの設計論とその周辺について議論する.

SS10: 関係性デザインと関係論的システムデザイン

セッションオーガナイザ下原 勝憲(同志社大学)
コオーガナイザ高玉 圭樹(電気通信大学),真栄城 哲也(筑波大学)

本セッションでは,ヒト・モノ・コトが相互依存し,連携・連動して機能する実体としてシステムを捉える関係論的な視点から,人間社会における関係論的なシステムの在り方を探究し,システムの創出のための方法論ならびに“関係性をいかにデザインするか”について議論します.

SS11: 進化学習とナチュラルコンピューティング

セッションオーガナイザ渡辺 美知子(北見工業大学)
コオーガナイザ鈴木 育男(北見工業大学)

生物は,ダーウィンの種の起源に見られるように多様性をもって様々な環境に適応して子孫を残している.また,生物や人工物などに学習機能を持たせることにより自律的な行動を行わせることが可能となる.自然界がもつ情報処理や物理法則がつくる情報処理をコンピュータで人工物の設計に利用するのがナチュラルコンピューティングである.本セッションでは,人工生命(A-life),遺伝的アルゴリズム(GA),人工ニューラルネットワーク(ANN),機械学習(ML),最適化などをキーワードとし,工学的な視点から幅広く募集して活発な議論と交流を深めることを目的に募集する.

SS12: エネルギー管理におけるシステム・情報・制御技術

セッションオーガナイザ稲垣 伸吉(名古屋大学)
コオーガナイザ谷口忠大(立命館大学),鈴木達也(名古屋大学)

近年のエネルギーをめぐる流動的な状況において,エネルギー管理の重要性は増すばかりである.本セッションではエネルギー管理における研究事例を幅広く集め,研究者の交流を深めると共に,今後のエネルギー管理のあるべき姿について議論したい.

SS13: ヒューマンモデリングと支援システムへの応用

セッションオーガナイザ和田 隆広(立命館大学)
コオーガナイザ堀口 由貴男(京都大学)

効果的なヒューマンマシンシステムの構築には,閉ループシステムにおけるオペレータである人間の認知的,身体的な特性に対する理解が必要である.本セッションでは活動主体である人間のシステム工学的,数理的な記述および,それらの支援システムの設計,制御等への応用をテーマとする.感覚・知覚系や運動機能のモデリング,感覚運動連関や協応構造の分析と理解,行動や活動のパターン抽出など,幅広いレンジでの人の特性理解やモデル化と,それらを応用した各種支援技術に関する研究発表を広く募集する.

SS14: 生体生理計測による生体機能の理解と応用

セッションオーガナイザ萩原 啓(立命館大学)
コオーガナイザ

近年、目覚ましい進歩を遂げているセンサー技術やネットワークによるつながりを活用した新しい機器の普及などにより、人間の生活を豊かにする取り組みが幅広くなされてきています。本セッションでは、人間の生活を豊かにするため、様々な方面からの生体計測への取り組み、また得られたデータによる生体機能理解への新たな取り組み、さらにはそれらの知見の応用などについて幅広く研究成果の発表を募集いたします。

SS15: システム・モデリングと最適化

セッションオーガナイザ榊原一紀 (富山県立大学),永吉雅人 (新潟県立看護大学)
コオーガナイザ

人が内在するシステムに対して,数理計画やシミュレーションをはじめとするモデリング技法や最適化手法に関する先端的な取り組みについて,事例を踏まえながら広く講演いただく.

SS16: ネットワーク化制御系の新たな理論と応用

セッションオーガナイザ小中英嗣(名城大学),残間忠直(千葉大学)
コオーガナイザ

ネットワーク化制御系は制御対象と制御器間でのデータ通信をネットワー クを介して行う制御系の総称であり,配線のコスト削減やメンテナンス性の向上 などの利点があり,制御機器の遠隔操作,遠隔医療などの分野への広がりが期待 されている.ネットワーク化制御系においては通信路の容量制限などによって送 受信されるデータ量に制約が課せられることがあり,制御系のデータの量子化や 標本化の技術が制御性能を左右する.また通信方式によってはデータ欠落,遅 延,ジッタ等も発生し,その取り扱いも重要な課題となっている.本セッション はネットワーク化制御系の新たな理論と応用について議論を行うことを目的とする.

SS17: 適応システム

セッションオーガナイザ山田 和明(東洋大)
コオーガナイザ片田 喜章(摂南大),保田 俊行(広島大)

システムを取り巻く環境が,実環境あるいは複数の人や自律ロボットなどを含んでいる場合,環境のダイナミクスは確率的にしか記述できない.そのため,このような動的な環境に対して適応的に振る舞うシステムは,システム内外のダイナミクスを減少させるように秩序形成できるメカニズムを内包している必要がある.本セッションでは,環境変化に対して適応的に振る舞うシステムやその適応性を生みだすメカニズム,あるいは生物のような既存システムの分析を通したメカニズムの理解などの研究を幅広く募集し,議論を深めることを目指す.

SS18: 情報システムの中のロボット

セッションオーガナイザ花島 直彦(室蘭工業大学)
コオーガナイザ高氏 秀則(北海学園大学)

インターネット技術の進展とデバイスの小型化,省電力化を背景に, 様々な機器をインターネットに接続する,いわゆる IoT の動きが 活発化している.これは物同士が直接ネットワークで接続し, データをやりとりする姿である.IoTのノードとして自律的に動作する機械は いわゆるロボットともみなされ,近未来のロボット研究にもインパクトを 与えるものと考えられる.一方,IoT に限らず,ロボットに搭載された イメージセンサ,Lidarセンサなども,大量データを処理する情報システムと 捉えられる.このような情報システムの中にあって,それを活用する技術 に関する研究を広く募集する.

SS19: 進化計算の新展開

セッションオーガナイザ半田 久志(近畿大学)
コオーガナイザ森 直樹(大阪府立大学)

本SSでは,進化計算研究の最先端を行く研究者にお声かけして発表者を募っている。 SSでは,進化計算研究の今を知ることができ、闊達な議論が期待できる。また, 進化計算に関する発表であれば一般の方からの本SSへの発表を歓迎する。その ような発表との「交叉」が新しいアイデアを生み出しうると考える。

SS20: QoL向上に資する生活支援技術

セッションオーガナイザ藤原 幸一(京都大学),平岡敏洋(京都大学)
コオーガナイザ

スマートフォンの急速な普及に伴い,ウェアラブルデバイスを用いたヘルスモニタサービスや各種の生活支援サービスなどへの関心が急速に高まっています.本セッションでは,これらを背景としてQoLをさらに向上させる新たな生活支援技術について,議論をします.

SS21: パーティクルフィルタと人工知能の融合

セッションオーガナイザ生駒 哲一(九州工業大学)
コオーガナイザ畠中 利治(大阪大学),川本 一彦(千葉大学)

汎用かつ柔軟な状態推定法であるパーティクルフィルタと,人工知能で総称される一連の知的情報処理技術群とを有機的に融合して,自律システムが外界を的確に知覚する計算原理の新たなパラダイムの創生と,並列計算技術を駆使した実時間で動作する知能システムの構築を目指す.

SS22: システムデザインとシミュレーション

セッションオーガナイザ西川 孝二(北海道科学大学)
コオーガナイザ北守 一隆(北海道科学大学),木下 正博(北海道科学大学)

複雑系科学によりシステムは創生される場として社会科学を含む学問領域へと発 展しつつある。クラウドにおけるas a serviceからサービスサイエンスへの繋が りを考えて、システムにおいては解析からデザインへの視点を取り入れる必要が 生じている。これに伴ってデザインのためのシミュレーションに対する知見を広 げるためこのセッションでは広い領域からの討論を考えている。

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