SICE Annual Conference 2008併設行事
2008年8月19日:SICE Annual Conference 2008併設行事としてワークショップを開催しました.場所:電気通信大学創立80周年記念館リサージュ3F,午後の部についてはこちらをご参照ください.
- 午前の部:参加者15名,ストーリボーディングによるSICEに期待するライフサイエンス(生命・健康・医療・福祉)に関する意見収集
○第1回目の意見収集で29の意見が収集された(9:40〜9:50)
○第1回目の結果を踏まえ,意見交換をしながら張り直し作業を行った(9:50〜10:14)
基盤要素(横断的)と専門要素で分け,さらに専門要素を生命,健康,医療,福祉の4つのキーワードで分類した.その後の討論で,入力,計測,制御,OUTPUT(出力),評価5つで専門要素を分類(縦割り)することにした.
○第2回目:第1回目の結果を考慮してさらに意見の収集した.システム開発・ロボット開発に関する意見と計測技術に関する30の意見が追加され,59の意見に対して,入力を”知ること”に変更し張り直し作業を行った(10:14〜10:24)
評価と知ることは等価である,こころや幸せを計測・評価する手法が必要ではないのか,医者などがどのように心を計測・評価しているかなどの討論が行われた.
○意見交換・討論の結果,ストーリボーディングが完成した(10:24〜11:50)
理学療法士10万人計画の話題から,工学の重要性が説明された.また,なんらかのシステム開発のために,リハビリテーションを仕事としている人から話を聞くことが必要であるとの意見も出された.さらに,医療と工学の,ニーズとシーズのミスマッチなどの話題が出され,学会レベルでの協同プロジェクトや省庁のロードマップ作成,感心のある部分に関する情報共有などについて討論された.