スペシャルセッションリスト List of Special Sessions
スペシャルセッションリストは,随時更新の予定です.
SS01 | 安全の保証とレジリエンスへのアプローチ |
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SS02 | 関係性デザインと関係論的システムデザイン |
SS03 | ビジネス・インフォマティクス |
SS04 | 進化計算の新世代 |
SS05 | システム・シミュレーションと最適化 |
SS06 | ネットワーク化制御と最適化:IoT時代の基盤技術 |
SS07 | 生体計測に基づく生体機能の理解とその応用 |
SS08 | ヒューマンモデリングと支援システムへの応用 |
SS09 | 集合知とコミュニケーション場のメカニズムデザイン |
SS10 | 高度運転支援・自動運転技術の開発と評価に関わるドライバ行動分析 |
SS11 | 高次元化計算知能 |
SS12 | エネルギー管理におけるシステム・情報・制御技術 |
SS13 | 統計的学習および推定とその応用 |
SS14 | サービス工学 |
SS15 | 不便の効用を活用するシステム |
SS16 | 自律移動ロボット(RoboCup) |
最終更新日:2016年9月2日
スペシャルセッション詳細 Content of Special Sessions
SS01: 安全の保証とレジリエンスへのアプローチ
セッションオーガナイザ | 岡部康平(労働安全衛生総合研究所) |
コオーガナイザ | 伊藤誠(筑波大学) |
社会の様々な分野で発生している安全とレジリエンスの問題に関して, 安全を評価・保証・向上させるシステム論的アプローチを議論する
SS02: 関係性デザインと関係論的システムデザイン
セッションオーガナイザ | 下原勝憲(同志社大学) |
コオーガナイザ |
本セッションでは,ヒト・モノ・コトが相互依存し,連携・連動して機能する実体としてシステムを捉える関係論的な視点から,人間社会における関係論的なシステムの在り方を探究し,システムの創出のための方法論ならびに“関係性をいかにデザイン
SS03: ビジネス・インフォマティクス
セッションオーガナイザ | 高橋大志(慶應義塾大学) |
コオーガナイザ |
近年、経営分野におけるシステム・情報分野の研究の発展は目覚ましく、マーケティング、情報システム、経営環境、会計、ファイナンスなど、さまざまな経営課題に対して取り組みが進んでいます。本セッションでは、ビジネスおよび経営分野における研究および関連する諸研究を広く募集します。
SS04: 進化計算の新世代
セッションオーガナイザ | 小野景子(龍谷大学), 宮川みなみ(法政大学), 佐藤寛之(電気通信大学) |
コオーガナイザ |
本セッションでは,最適化のためのアルゴリズムの研究から実問題への応用まで,進化計算に関連する研究を広く募集する.進化計算の最前線の研究について議論することだけでなく,進化計算の研究の新世代を担う学生を含む若手研究者の発表を歓迎し,それぞれのアイディアや成果について活発に議論することによって,進化計算の新世代を切り開くきっかけにする.
SS05: システム・シミュレーションと最適化
セッションオーガナイザ | 榊原一紀(富山県立大学) |
コオーガナイザ |
シミュレーションをはじめとするモデリング技法やそれに関わる最適化手法についての先端的な取り組みについて,事例を踏まえながら広く講演いただく
SS06: ネットワーク化制御と最適化:IoT時代の基盤技術
セッションオーガナイザ | 小林孝一(北海道大学) |
コオーガナイザ | 残間忠直 (千葉大学) |
自動車などのモビリティ,家電,医療機器などがインターネットにつながり,自動で多種多様なサービスを提供するIoT(Internet of Things)時代が到来している.IoT時代において,ネットワークを介してデータを送受信するネットワーク化制御は中核をなす基盤技術である.特に,無線通信を利用したネットワーク化制御には,配線コスト削減やメンテナンス性向上の利点があるばかりか,制御機器の遠隔操作・遠隔医療などの実用的な応用も多くある.ネットワーク化制御系には通信路の容量制限やデータ遅延などがあるため,これらの制約や条件下での制御性能の向上が求められている.本セッションでは,ネットワーク化制御系における諸問題(データの最適量子化や最適標本化手法,データ欠落に対する補償法,および最適事象生成など)に対する最適化をキーワードにした最新結果を発表し,議論することを目的とする.
SS07: 生体計測に基づく生体機能の理解とその応用
セッションオーガナイザ | 萩原啓(立命館大学) |
コオーガナイザ |
近年、目覚ましい進歩を遂げているセンサー技術やネットワークによるつながりを活用した新しい機器の普及などにより、人間の生活を豊かにする取り組みが幅広くなされてきています。本セッションでは、人間の生活を豊かにするため、様々な方面からの生体計測への取り組み、また得られたデータによる生体機能理解への新たな取り組み、さらにはそれらの知見の応用などについて幅広く研究成果の発表を募集いたします。
SS08: ヒューマンモデリングと支援システムへの応用
セッションオーガナイザ | 和田隆広(立命館大学) |
コオーガナイザ | 堀口由貴男(京都大学) |
効果的なヒューマンマシンシステムの構築には,意思決定主体である人間の認知的,身体的な特性に対する理解が必要である.本セッションでは人間のシステム工学的,数理的な記述および,それらの支援システムの設計,制御等への応用をテーマとする.感覚・知覚系や運動機能のモデリング,感覚運動連関や協応構造の分析と理解,行動や活動のパターン抽出など,幅広いレンジでの人の特性理解やモデル化と,それらを応用した各種支援技術に関する研究発表を広く募集する.
SS09: 集合知とコミュニケーション場のメカニズムデザイン
セッションオーガナイザ | 水山元(青山学院大学) |
コオーガナイザ |
集合知メカニズムとは,「複数の人の間に分散している知識を集約して集合知を形成するために意図的にデザインされた仕組み」のことであり,それを支えるコミュニケーションには,その過程を通じて関係者の合意形成や相互学習を促進するという機能もある.近年,Wikiや予測市場,クラウドソーシングなどの,新しい集合知活用ツールが現れている一方で,知識共有のための社内Wiki,議論のためのWebフォーラムなどの ツールを安易に導入したものの,期待した効果が得られていない例も見受けられる.したがって,集合知の効果的な活用のためには,単なるツールの導入では不十分であり,それを支えるコミュニケーション場のメカニズムを適切に設計する必要があると考えられる.本セッションでは,そうした広い意味でのメカニズムデザインを取り扱う.
SS10: 高度運転支援・自動運転技術の開発と評価に関わるドライバ行動分析
セッションオーガナイザ | 内田信行(日本自動車研究所 安全研究部) |
コオーガナイザ |
交通事故につながるドライバ行動の分析は,高度運転支援・自動運転技術の開発と評価の双方にとって重要である.例えば,前者に関しては先読み運転を実現するようなドライバモデル,後者に関しては交通事故削減効果シミュレーションを代表的な成果活用事例として挙げられる.本企画では,自動運転をはじめとする予防安全システム開発を支えるドライバ行動研究についての研究発表と議論を目的とする.
SS11: 高次元化計算知能
セッションオーガナイザ | 新田徹(産業技術総合研究所) |
コオーガナイザ | 黒江康明 (京都工芸繊維大学), 廣瀬明(東京大学) |
本セッションでは, コンピューテーショナル・インテリジェンス(計算知能)における高次元化に関わる方法論を取り上げる.複素数や四元数などで高次元化したニューラルネットワークは中心的なテーマであるが,これらに限らず,高次元の関数最適化問題への進化計算や多点探索の新たな展開,高次元構造を持つファジィ推論モデルと学習のアルゴリズムなど,計算知能における様々な高次元化に関わるテーマを広く取り上げ,その能力,可能性を幅広く議論する.
SS12: エネルギー管理におけるシステム・情報・制御技術
セッションオーガナイザ | 稲垣伸吉(名古屋大学) |
コオーガナイザ | 鈴木達也 (名古屋大学), 川島明彦(名古屋大学) |
近年のエネルギーをめぐる流動的な状況において,エネルギー管理の重要性は増すばかりである.本セッションではエネルギー管理における研究事例を幅広く集め,研究者の交流を深めると共に,今後のエネルギー管理のあるべき姿について議論したい.
SS13: 統計的学習および推定とその応用
セッションオーガナイザ | 生駒哲一(日本工業大学) |
コオーガナイザ | 高橋啓(長崎大学) |
統計学の最先端技術である機械学習や状態推定等について,それらの基礎および方法論,工学分野やマーケティング分野における応用までを広く扱う.
SS14: サービス工学
セッションオーガナイザ | 藤井信忠(神戸大学) |
コオーガナイザ | 谷崎隆士(近畿大学), 新村猛(がんこフードサービス) |
製造業のサービス化,サービス業の製造業化,サービスドミナントロジックなど,サービスの観点から設計・生産システム,サプライチェーン,管理・情報システムなどを捉え直すサービス科学・工学に関する研究が進められてきている.本SSでは,サービス工学に関連する研究者の最新の研究成果を持ち寄り意見交換を行うだけで無く,サービス工学の研究者の交流を深め,サービス工学の研究の方向性について議論することを目的としている.
SS15: 不便の効用を活用するシステム
セッションオーガナイザ | 川上浩司(京都大学) |
コオーガナイザ |
人を含む系のデザインにおいて,定量化可能な指標を切り出してそれを最適化するという手法だけでは、立ち行かなくなっています.新たな指標を探る手がかりとして,不便の効用に着目することによって,人とシステムとのより良い関係を目指すセッションを企画します。
SS16: 自律移動ロボット(RoboCup)
セッションオーガナイザ | 植村 渉(龍谷大学) |
コオーガナイザ | 光永 法明(大阪教育大学) |
西暦2050年に「サッカーの世界チャンピオンチームに勝てる、自律型ロボットのチームを作る」という目標に向かって人工知能やロボット工学などの研究を推進し、 様々な分野の基礎技術として波及させることを目的とした自律移動ロボットの競技大会として RoboCup は始まりました。現在ではロボットサッカーだけでなく,災害現場での救助ロボット,家庭でのパートナーロボット,工場での搬送・作業用ロボットの競技があります。本セッションでは,これらの自律移動ロボットに関する技術を議論します.