社会システム部会はホームページを移転しました。このページはアーカイブとして残しておきます。ブックマークなどの変更をお願い致します。
新しいホームページ:http://www.socsys.org
社会シミュレーションや社会システムの中の組織が提供するサービスなどを扱う当分野は、非常に萌芽的かつ横断的であり、その重要性が認知されているにもかかわらず、発表の機会が限られているのが現状です.そこで、当分野における研究成果を広く周知するとともに、様々な分野の研究者・学生・実務者間の交流を促進するために、2012年1月に社会システム部会を発足させました.
当分野の研究技術の進歩には、著しいものがあり、日々新たな発見が行われています.そのような中で、分野の垣根を超えた交流を継続して行うことは非常に重要なものとなります.社会システム部会では、この研究成果の発表の場、交流の場として、「第1回 社会システム部会研究会」を開催いたします.多くの方の参加をお待ちしております.
今日、社会システムを構成する諸組織が提供するサービスやその制度などの機能と構造のデザインに関する関心は非常に高まりつつある.そこでは、サービスや制度のアーキテクチャが、諸ステークホルダーの相互関係の動的プロセスの中で、どのようにシステムとして機能するのかに関するボトムアップな把握とデザイン、それが全体としてシステムデザインの意図を満たしているかというマクロ的もしくは諸ステークホルダーの視点からの機能的評価を行うことが必要となる.
そこで必要とされるボトムアップな視点からの社会や組織の解析は、今日ABM(Agent Based Modeling)と呼ばれており、数理や統計、記述的分析と並んで、エージェントベースの社会シミュレーションが重要な手法として注目され始めている.そこでは、さらに、ステークホルダー間の視点や認識、内部モデルの差を解消するためのコミュニケーションや意思決定の手法、プログラム&プロジェクトマネージメントの分析なども必要とされている.
本研究会は、企業や産業構造、教育現場を含め企業や産業構造、国際的・国内的な法制度から、経済や金融制度のデザイン、疫学や交通インフラなどの対策、社会システムやコミュニティのデザインなど、広範囲な意思決定主体からなるシステムの制度デザインや社会の諸主体や組織の提供するサービスデザインを研究の対象とする.これらを広い意味での人工物として把握し、社会や組織の提供するサービスや制度に関する広い視点からのシステムデザイン論的な研究も対象とする.また、これらの分析手法として、エージェントベースモデリングやエージェントベースシミュレーションを利用した研究も対象である.
期日 | 2012年2月27日(月)・28日(火) |
場所 | 東京工業大学大岡山キャンパス 西9号館 |
交通 | 東急大井町線・東急目黒線 大岡山駅より徒歩1分 |
講演申込締切 |
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採択通知 | 2012年2月3日(金) |
講演時間 | 1件25分(発表15分 質疑応答10分) |
講演原稿 |
A4版最大8ページまでの偶数ページ(PDF形式) 所定のフォーマットを利用すること |
原稿締切 | 締切 2012年2月22日(水)日本時間:23時59分59秒 (注意1) (注意2) |
参加費 | 無料(資料代1000円程度のご負担をお願いいたします.当日受付にてお支払いください.) |
講演申込 | 学会のホームページの CGI申し込みからお願い致します. 申し込みURL:https://www.sice.or.jp/bukai_web_appli/sindex.html ※なお,上記の申し込みができない方は,下記の学会事務局までお問合わせ下さい. |
プログラム | プログラムのダウンロード(2012年2月20日版) |
講演論文集 | 講演資料集のダウンロード(ダウンロードにはパスワードが必要です) |
問い合わせ先 | 東京工業大学 総合理工学研究科 知能システム科学専攻出口研究室 市川 学 電話(045)924-5421, FAX(045)924-5547 E-mail : ichikawa@dis.titech.ac.jp |
学会事務局 | 計測自動制御学会 事務局 部門協議会担当係 〒113-0033 東京都文京区本郷1-35-28-303 電話(03)3814-4121,FAX(03)3814-4699,E-mail: bumon@sice.or.jp |