計測自動制御学会九州支部第18回講義会


主 催 : 計測自動制御学会九州支部




九州支部では,第一線で活躍中の先生に,基礎から最近のトピックスまでをわかりやすく講義していただく講義会を実施しております.今回は東京大学教授 生田幸士先生に「未来医療を拓く新原理マイクロマシンと新概念ロボット」というタイトルで最新の話題をわかりやすく解説していただく予定です.多数のご参加をお願い申し上げます.


日  時 平成25年11月29日(金) 15:00-17:00
会  場 長崎大学文教キャンパス 総合教育研究棟3階大講義室
講  師 生田 幸士 先生(東京大学教授)
講義題目 「未来医療を拓く新原理マイクロマシンと新概念ロボット」
概  要   講演者は,80年台の世界初の能動内視鏡ロボットを皮切りに,医用ロボット,医用マイクロマシンという新分野を開拓してきた.90年初頭,九州工業大学情報工学部機械システム工学科の助教授として赴任後,自分の研究室を立ち上げ,元気でやる気のある学生らと,世界で初めてマイクロマシンを3次元にする「マイクロナノ光造形法」の開発に成功.その後,光で造り,光で動き,光でpN以下の超微小力まで計測できる細胞サイズの「光駆動ナノロボット」まで到達した.また化学反応装置をマイクロ化し,レゴブロックのように自由に組み立てできる「化学ICチップ」や,iPS細胞など「再生医療用の細胞実験用デバイス」,「柔軟な遠隔手術ロボット」,「水圧駆動能動カテーテル」など,常に「新概念」,「新発想」,「新原理」に基づく未来医療ツールを研究してきた.研究試作は企業へ外注せず,九州工大,名古屋大学,東大の大学院生と開発してきた.
講演の中では,生田が長年実施してきた「たまご落とし」や「バカゼミ」などユニークな創造性教育と独創的な研究開発能力の訓練方法についても紹介する.
参 加 費  無料
事前申込 不要




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