計測自動制御学会 関西支部 ICTを操る次世代システム制御技術・理論研究会
第二回講演会
本研究会の第二回の講演会を下記の要領で開催致します.
ICTと制御技術の融合に興味を持たれている皆様の
ご参加をお待ちしております.
主催
計測自動制御学会 関西支部
日時
2011年7月23日(土曜日) 13:00〜
場所
京都大学 吉田キャンパス 工学部総合校舎 213号室
住所: 605-8501 京都府京都市左京区吉田本町
アクセス: 京阪線 出町柳駅 徒歩15分
(詳細はこちらをご覧下さい)
プログラム
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13:00〜14:00
ICT へのゲーム理論的アプローチ〜ネットワークルーチングとセンサネットワークの場合〜
金澤 尚史 (大阪大学)
概要: 複数の意思決定主体が相互作用する場合,各主体の利己的な行動
によって,全体のパフォーマンスが劣化してしまう場合が有る.
これは情報通信をはじめとする様々な工学システムにも見られる
問題であり,しばしばゲーム理論を用いて議論される.
本発表では,通信ネットワークにおけるルーチングの制御と,複
数のモバイルセンサの最適配置問題を中心に,ゲーム理論の ICTへの応用に関して紹介する.
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14:20〜15:20
生物モデルにもとづく自己組織型ネットワーク制御
若宮 直紀(大阪大学)
概要: より高い拡張性,適応性,頑健性のあるネットワークを構築するための基
本原理として,自己組織化が注目されている.本発表では,特に,生物の様々な
振る舞いにもとづく非線形数理モデルを応用した自己組織的なネットワーク制御
の事例を紹介し,今後の課題を述べる.
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15:40〜16:40
一制御屋から見た通信分野の制御
浅井 徹(大阪大学)
概要: フィードバック制御で達成される機能やフィードバック制御を要する状況を復習したうえで,その視点から通信分野の制御を見た際に想起されるものを紹介する.
具体的には下記の事例を題材にして一制御屋の見方,考え方を紹介する.
- アドホック無線マルチホップネットワークのルーチングアルゴリズム
- 無線通信の動的帯域幅割当手法
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17:00〜17:30
総合討論
参加方法
直接会場にお越しください.参加費は無料です.
お問い合わせ先
幹事: 東 俊一 (京都大学 大学院 情報科学研究科) / sazuma◆i.kyoto-u.ac.jp
※ 全角の部分は半角にして,◆を@に変更してください.