平成17年度 計測自動制御学会関西支部

第1回「安全・安心の科学」シンポジウム

主催 計測自動制御学会 関西支部
共催 IEEE SMC Japan Chapter
協賛 応用物理学会,化学工学会,情報処理学会,照明学会, 精密工学会,映像情報メディア学会,電気学会,電子情報通信学会, 日本エム・イー学会,日本機械学会,日本航空宇宙学会, 日本電気計測器工業会,電子情報技術産業協会,日本人間工学会,自動車技術会 (以上関西支部), 日本建築学会,日本化学会 (以上 近畿支部), ヒューマンインタフェース学会, 関西造船協会,高分子学会,システム制御情報学会,日本神経回路学会, 人工知能学会,センシング技術応用研究会, 日本オペレーションズ・リサーチ学会,日本原子力学会, 日本ロボット工業会,日本神経科学学会,日本心理学会,日本分子生物学会, 日本生物物理学会,日本電気制御機器工業会,日本認知科学会, 日本ヒューマン・ロボティクス研究会,日本知能情報ファジィ学会,日本物理学会, 日本リモートセンシング学会,日本ロボット学会,バイオメカニズム学会, レーザー学会,日本放射光学会,日本結晶学会,日本鉄鋼協会, 日本医用画像工学会,可視化情報学会,応用物理学会分科会日本光学会,日本金属学会,創成科学フォーラム,日本信頼性学会,安全研究会,他(依頼中)

科学技術が巨大化して社会や人類に対して大きな影響力を与える時代を迎えたいま,科学技術に対する問題意識と責任意識を問い直し,安全と安心という角度から総点検することが必要です.新しい技術の開発が先導し,その技術の恩恵にあずからなくてはという切迫感から解き放たれ,いまこそ人間中心・人間本意主義の科学技術のあり方を見つめ直し,次世代の「安心」へと引き継いでいかねばなりません.計測自動制御学会関西支部では,2年前,関西支部講習会「安全の探求」を企画しましたところ,各方面から多くの反響を頂き,当時の関西支部長の熊谷貞俊大阪大学教授を中心に,同テーマの延長で継続的な学会活動企画を進めて参りました.これを受け,個人,家族,小規模共同体,会社組織,国家,民族,人類など,いろいろなレベルでの人間の安全への脅威が何によって生まれ,育ち,どのように人間に認知され,どのような回避の可能性があり得るのかについて,環境・資源・災害・事故などを包括した領域横断的な討論と情報交換の場として,「安全・安心の科学」の研究会を立ち上げるに至りました.この度,この分野における著名な講師陣をお招きし,下記のような第1回設立シンポジウムを企画いたしましたので,皆さまのご参加をお待ちしております.

幹事代表 椹木 哲夫 (京都大学大学院工学研究科)
幹事 熊谷 貞俊 (大阪大学大学院工学研究科)
小島 史男 (神戸大学大学院自然科学研究科)
宇佐 美照夫 (三菱電機(株)先端技術総合研究所)
西 義和 (川崎重工業(株)システム技術開発センター)
岩木 保雄 (SICE関西支部)

プログラム

10:30 〜 11:00 受付
11:00 〜 12:00 「支部長挨拶」 神戸大学 小島 史男 君
「安全・安心の科学への期待」 大阪大学 熊谷 貞俊 君
「研究会設立に当たって」 京都大学 椹木 哲夫 君
《昼 食》
13:00 〜 13:45 「持続可能な安全社会つくりと減災」
京都大学防災研究所 教授 兵庫県 人と防災未来センター長 河田 恵昭 君
13:45 〜 14:30 「原子力における安全のメカニズムと安心の確保」
慶応大学大学院理工学研究科総合デザイン工学専攻 教授 国際普遍学研究所 所長 宮 健三 君
14:30 〜 15:15 「新幹線40年の安全の歩み」
JR東海株式会社 総合技術本部技術開発部 環境・高速化 チームマネージャー 石川 栄 君
《休 憩》
15:30 〜 16:15 「情報家電の安全と安心」
三菱電機株式会社 先端技術総合研究所 所長 久間 和生 君
16:15 〜 17:00 「ハイテクコクピットにおける安全と安心」
日本ヒューマンファクター研究所 研究開発室長(元全日空主任機長) 石橋 明 君
17:00〜17:30 「総合討論」

開催概要

日時 平成17年7月15日(金) 11:00 〜 17:30
懇親会 18:00 〜 20:00
会場 中央電気倶楽部
〒530-0004 大阪市北区堂島浜2丁目1番25号l
TEL:06-6345-6351(代) FAX:06-6345-6877
(大阪駅から中央電気倶楽部まで徒歩約10分)
定員 80名
参加費 主催・協賛学協会会員10,000円,会員外 15,000円,学生 3,000円(以上資料集代含む)資料集のみ 3,000円(送料込み)
申込締切日 平成17年7月8日(金)
申込方法 「SICE関西支部安全・安心の科学研究会シンポジウム申込」と標記し,(1)氏名 (2)連絡先(名称,部課名,所在地,電話番号,FAX番号,電子メール) (3)所属学協会 (4)送金方法 (5)送金時期 (6)請求書宛先(必要な方のみ) をご記入の上,下記宛にFAXもしくは電子メールにてお申込下さい.
支払方法 原則として参加費は前払いとなっております.下記の口座にご送金下さい.
  • みずほ銀行 百万遍支店 普通 2432574
    口座名義: 計測自動制御学会関西支部安全安心の科学 代表 椹木哲夫
7月9日までに入金が確認できた方には参加証を事前に送付いたします.当日お持ち下さい.7月9日以降の場合は当日会場にて参加証をお渡し致します.請求書による支払いを希望される場合は,請求書の宛先などを申込書にご記入下さい.この場合6月30日までにお振り込みいただきますようお願い致します.
申込先
ならびに
問合せ先
〒606-8501 京都市左京区吉田本町
京都大学大学院 工学研究科 機械理工学専攻 椹木哲夫/湊忍
Tel/FAX:(075) 753-5233 または 753-4950(湊忍)
Email. minato@kuaero.kyoto-u.ac.jp