計測と制御 2007年12月号(Vol.47,No.12)

衛星測位システムを利用した防災のための地殻変動監視
今給黎 哲郎(国土地理院)





図1 初期(1994-96)型の電子基準点.下部の角柱部に受信機・通信機器・無停電電源等を格納する収納箱が内蔵されている.



図2 最新型(2002以降)の電子基準点,1993年度設置の最初期のものも外殻管で覆ってこの形式に改修している.





図6 岩手山(M姥倉山)に設置されたREGMOS第1号機.ユニット左上部の方形アンテナが衛星携帯電話用,右上部の円錐形アンテナがGPS受信用.前面に太陽電池パネル,右後方に風力発電用風車がある.




図7 有珠山(M火口原A)に設置されたREGMOS.ユニット右側に携帯電話用アンテナが見えるが,2008年8月現在は衛星携帯電話(アンテナは上部角錐型に見える金網内部に設置)でデータ通信を実行中.前面が太陽電池パネル.




図8 硫黄島(M硫黄島)に設置されたREGMOS.中央GPSアンテナの左後方が衛星携帯電話用アンテナ.太陽電池パネルを日射方向に合わせて斜めに設置.




図9 電子基準点「栗駒2」に付設されたREGMOS.右後方に見える電子基準点のアンテナに接続したREGMOS内の受信機でGPS信号を受信,中央に見える衛星携帯電話アンテナを介して中央局へ送信.



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