サブタスク研究会
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【研究会設立の趣旨・内容】
自動車の運転支援技術の研究などで,しばしば被験者にサブタスクを課し,被験者の挙動を解析することがあります.しかし,どのようなサブタスクをどの程度課せばよいかについては,必ずしもよくわかっているとは限りません.すくなくとも,明確な指針なしに,トライアルアンドエラーを繰り返している研究者は少なくありません.この研究会では,現実の副次行動と実験で模擬するサブタスクとの関連付け(サブタスクをどう設定するか),サブタスク実行中の負荷のばらつきをいかに抑えるか,慣れにより負担が軽減してしまうことへの対処法,など,サブタスクの設定の指針を得ることを目指します.具体的な取り組み方法としては,メンタルワークロードの専門家から理論的な背景を学ぶとともに,参加メンバーの成功談/失敗談の情報交流を行う予定です.
【過去の開催】
・第6回サブタスク研究会(2008/12/25)@筑波大学大塚キャンパス
(内容)明星大学理工学部 野澤昭雄 講師からの話題提供とディスカッション
・第5回サブタスク研究会(2008/7/29)@筑波大学大塚キャンパス
(内容)東海大学情報通信学部経営システム工学科 辛島光彦 准教授からの話題提供とディスカッション
・第4回サブタスク研究会(2008/5/12)@筑波大学大塚キャンパス
(内容)筑波大学 伊藤誠 講師からの話題提供(自動車運転中の副次行動を模擬する実験例の紹介,等)とディスカッション
・第3回サブタスク研究会(2007/11/15)@筑波大学大塚キャンパス
(内容)豊田中央研究所 大桑政幸氏,神奈川工大 高雄秀伸 講師からの話題提供とディスカッション
・第2回サブタスク研究会(2007/7/5)@筑波大学大塚キャンパス
(内容)筑波大学 伊藤誠 講師からの事例紹介とディスカッション
・第1回サブタスク研究会(2007/4/13)@筑波大学大塚キャンパス
(内容)産業医科大学 三宅晋司 教授からの話題提供とディスカッション