「機械学習の基礎とロボティクスへの応用」(2023)
近年のAI・IoTの急速な発展には,機械学習の技術が重要な役割を担っており,今後も様々な分野での広い応用が期待されています.そこでSICE中部支部では,ご好評を頂いております機械学習に関する講習会を今年も開催します.機械学習の基礎からロボティクスへの応用までを一通り網羅した,初級者にもわかり やすい講習会となっています.第一部では,機械学習/深層学習をこれから学びたい方に向けた,基本的な仕組みと,画像認識への応用についての講義 を行います.第二部では,PCのプラットフォームを問わず利用できるMATLABを用いて,画像認識を用いたロボット開発実習を行います.
第二部での実習については,本講習会のためのライセンスを発行します.参加申し込み後の案内に従い,事前にご自身のPCへインストールして下さい.
主催
計測自動制御学会中部支部
協賛
日本機械学会東海支部,日本ロボット学会,電気学会東海支部
日時
2023年10月26日(木)9:50〜17:10
会場
Zoomによるオンライン開催
第1部「機械学習・深層学習の基礎」
講師
山崎 浩 先生〔長野県工科短期大学校 教授〕
内容
機械学習のひとつである深層学習は, 大量のデータを学習することで,画像認識, 音声認識,自然言語処理などで高い精度を実現しています.利用例としては,製造業において画像認識は不良品や異常の検出,音声認識は故障予測などに利用されています.また,自然言語処理は Chat GPT に代表される文章生成 AI に利用され,その精度の高さが話題になっています.本講習会では,基礎となる機械学習の仕組みについて説明します.そして,深層学習の例として画像・音声・言語を学習する方法を紹介します.
対象
機械学習・深層学習に興味のある方.深層学習による画像認識に興味のある方.
第2部「MATLAB/SimulinkによるAI・ディープラーニングとロボットシステムへの実装」
講師
草野 駿一 様〔MathWorks Japan アプリケーションエンジニアリング部 シニアアプリケーションエンジニア〕
内容
ディープラーニング(深層学習)は自動運転やロボティクスの分野で欠かせないテクノロジーとなっています.MATLAB & Simulinkは複合領域の開発検証を単一環境で実現します.前半はMATLAB & Simulinkが用意するディープラーニングやROS連携などロボット開発に有用な機能を紹介いたします.後半はPC操作実習によりMATLAB & Simulinkによるディープラーニングやロボット開発を体験していただきます.
対象
機械学習・ディープラーニングをこれからはじめる方.MATLAB&Simulinkによるロボット開発に興味のある方,MATLAB/Simulink初心者,ユーザー の方
スケジュール
9:50〜10:00
主催者からのご挨拶
10:00〜12:00
第一部「機械学習・深層学習の基礎」#1:機械学習と深層学習の仕組み(途中休憩あり)
12:00〜13:00
昼休憩
13:00〜13:45
第一部「機械学習・深層学習の基礎」#2:深層学習による画像認識
13:45〜14:00
休憩
14:00〜17:00
第二部「MATLAB/SimulinkによるAI・ディープラーニングとロボットシステムへの実装」(途中休憩あり)
17:00〜17:10
主催者からのご挨拶
※スケジュールは目安であり状況により多少前後する可能性があります
参加費
正会員10,000円,学生会員4,000円,非会員20,000円,学生非会員10,000円(※注)
(全て税込です)
※注:学生非会員については,年内に入会すれば,年会費1年分をSICE中部支部が補助いたします.
手続きの詳細については申し込み後に別途お知らせします.
募集人員
30名
申込方法
以下のリンクよりお申し込みください.
申 し込みサイト(Peatixのサイトに移動します)
申込締切
2023年10月19日(木)
問合せ先
南山大学理工学部 中島明
E-mail:akiran [at] nanzan-u.ac.jp
([at]を置き換えてください)