「機械学習の基礎とロボティクスへの応用」(2022)
近年のAI・IoTの急速な発展には,機械学習の技術が重要な役割を担っており,今後も様々な分野での広い応用が期待されています.そこでSICE中部支部では,昨年度に ご好評を頂きました機械学習に関する講習会を今年も開催します.機械学習の基礎からロボティクスへの応用までを一通り網羅した,初級者にもわかり やすい講習会となっています.第一部では,機械学習/深層学習をこれから学びたい方に向けた,基本的な仕組みと,画像認識への応用についての講義 を行います.第二部では,PCのプラットフォームを問わず利用できるMATLABを用いて,画像認識を用いたロボット開発実習を行います.
第二部での実習については,本講習会のためのライセンスを発行します.参加申し込み後の案内に従い,事前にご自身のPCへインストールして下さい.
主催
計測自動制御学会中部支部
協賛
日本機械学会東海支部,日本ロボット学会,電気学会東海支部
日時
2022年10月13日(木)9:50〜17:10
会場
Zoomによるオンライン開催
第1部「機械学習・深層学習の基礎」
講師
山崎 浩 先生〔長野県工科短期大学校 教授〕
内容
これまでは,制御や判定に必要な処理人間がデータを解析して手順を考える必要がありました.しかし,機械学習という仕組みによって必要な処理を自動的に作成できるようにな りました.また,機械学習のなかでも深層学習は音声認識,画像処理,自然言語処理,医療,金融などの分野で現実に利用される技術になっていま す.ここでは,機械学習の仕組みと深層学習による画像認識について説明します.画像認識は自動運転においては車線・信号・標識などの判定に使 われており,深層学習が利用されている分野の1つです.
対象
機械学習・深層学習に興味のある方.深層学習による画像認識に興味のある方.
第2部「MATLAB/SimulinkによるAI・ディープラーニングとロボットシステムへの実装」
講師
草野 駿一 様〔MathWorks Japan アプリケーションエンジニアリング部 シニアアプリケーションエンジニア〕
内容
ディープラーニング(深層学習)は自動運転やロボティクスの分野で欠かせないテクノロジーとなっています.MATLAB & Simulinkは複合領域の開発検証を単一環境で実現します.前半はMATLAB & Simulinkが用意するディープラーニングやROS連携などロボット開発に有用な機能を紹介いたします.後半はPC操作実習によりMATLAB & Simulinkによるディープラーニングやロボット開発を体験していただきます.
対象
機械学習・ディープラーニングをこれからはじめる方.MATLAB&Simulinkによるロボット開発に興味のある方,MATLAB/Simulink初心者,ユーザー の方
スケジュール
9:50〜10:00
主催者からのご挨拶
10:00〜12:00
第一部「機械学習・深層学習の基礎」#1:機械学習と深層学習の仕組み(途中休憩あり)
12:00〜13:00
昼休憩
13:00〜13:45
第一部「機械学習・深層学習の基礎」#2:深層学習による画像認識
13:45〜14:00
休憩
14:00〜17:00
第二部「MATLAB/SimulinkによるAI・ディープラーニングとロボットシステムへの実装」(途中休憩あり)
17:00〜17:10
主催者からのご挨拶
※スケジュールは目安であり状況により多少前後する可能性があります
参加費
正会員10,000円,学生会員4,000円,非会員20,000円,学生非会員10,000円(※注)
(全て税込です)
※注:学生非会員については,年内に入会すれば,年会費1年分をSICE中部支部が補助いたします.
手続きの詳細については申し込み後に別途お知らせします.
募集人員
30名
申込方法
以下のリンクよりお申し込みください.
申 し込みサイト(Peatixのサイトに移動します)
申込締切
2022年10月6日(木)
2022年10月10日(月)[延長しました!](定員に達し次第締め 切ります)
問合せ先
南山大学理工学部 中島明
E-mail:akiran [at] nanzan-u.ac.jp
([at]を置き換えてください)