東海支部
第105回 講習会
「乗り物の最新技術と将来動向・・・わが国を支える環境技術」
〔共催:精密工学会東海支部〕
〔協賛:日本航空宇宙学会中部支部,自動車技術会中部支部,
日本船舶海洋工学会関西支部,日本設計工学会東海支部
電気学会東海支部,日本材料学会東海支部,日本塑性加工学会東海支部,
計測自動制御学会中部支部〕
開
催
日 2008年
1月 25日(金) 9:45 〜 16:25
会 場 名古屋通信ビル
[〒460-0012
愛知県名古屋市中区千代田 2-15-18 / 電話 (052) 263-5220/地下鉄鶴舞線「鶴舞」駅下車1番出口すぐ,あるいはJR中央線「鶴舞」駅下車歩道橋渡ってすぐ]
趣 旨 地球温暖化、オゾン層の破壊、熱帯雨林の減少など、私たちは今、地球規模で起こっている環境問題に直面しています。私たちの社会を支えている経済活動は、時により資源の乱用を引き起こすとともに、私たち自身の生活基盤である環境に大きな影響をもたらしています。
本講習会では、私達の生活と関係の深い「乗り物」の分野で、どのような環境技術が開発され、またその将来はどうなっていくのかについて各分野の専門家にご紹介いただきます。機械工学分野に限らず,他分野の方々にも多数ご参加いただきますようお願い申し上げます。特にこれからの技術を担っていく若い技術者に最新の技術を学んでいただきたくご案内いたします。
題目・講師
9:45 〜 9:50 開会の挨拶
9:50
〜 10:50 航空機における環境技術
三菱重工業(株)名古屋航空宇宙システム製作所 民間機技術部
是洞博紀
地球温暖化対策や機外騒音の低減など、民間旅客機の環境技術への要求が高まっている。更に、燃料費高騰やエアライン経営の合理化の影響により燃費削減等の高効率化も求められている。本講習では民間旅客機における最近の環境基準や環境技術の動向に加えて、新エネルギ・産業技術総合開発機構(NEDO)から助成をうけ弊社が事業化を目指し研究開発を進めている環境適応型高性能小型航空機の環境技術について紹介する。
11:00 〜 12:00 船舶における最新技術と環境への取り組み
鳥羽商船高等専門学校 商船学科 教授 石田邦光
地球温暖化の主な原因とされるCO2、NOx等の排出量削減への取り組み、船舶性能の向上および燃料消費量の削減について紹介する。また、最新技術の導入による航海の安全性向上、事故等による海洋汚染防止に対する取り組みや将来の新しい船舶の姿を想像させる技術開発の現状についても紹介する。
13:00 〜 14:00 自動車におけるエネルギ削減へ向けた取組みと将来技術
トヨタ自動車(株) パワートレーン本部 パワートレーン制御開発部
主任 山田賢一
地球温暖化問題、原油高騰など自動車を取り巻く環境が厳しくなる中、サスティナブルモビリティの実現へ向け、燃費向上技術の開発が益々重要になってきている。本講習ではそれら自動車を取り巻く環境から、これまでの取り組み、そして将来のハイブリッド技術によるエネルギ削減へ向けた取り組みについて紹介する。
14:10 〜 15:10 二輪車における環境技術
ヤマハ発動機(株) コーポレートR&D統括部 コア技術研究部
部長 本山雄
二輪車は小型で機動性に富むパーソナルな移動具として、通勤や配達などの業務用やツーリングなどの趣味用として広く用いられている。近年の環境問題への関心の高まりは、二輪車においてもその対応技術の開発を促し、製品や製造プロセスにおいて環境技術の投入が図られてきた。本講習では環境技術を中心にして、二輪車に関する技術動向を述べ、将来技術について紹介する。
15:20 〜 16:20 デジタルプロセス・イノベーション
設計製造プロセスの変遷
(株)アルモニコス 社長 秋山雅弘
21世紀に製造業が生き残るために、デジタルを設計製造にどう活かすかが模索される一方で、設計から製造までのプロセスのデジタル化、3次元化に変化が見え始めている。本講習では企業の競争力を高めるデジタルの利点や3次元設計の利点を解説するとともに、基盤になるデジタル技術の変遷とデザインツールの動向事例について紹介する。
16:20 〜 16:25 閉会の挨拶
定 員 100名
(申込み先着順に受付け,定員になり次第締切ります)
参 加
費 会員 6,000円 (学生員 1,000円),会員外 8,000円 (一般学生 1,500円)いずれも教材1冊分代金を含みます。なお教材のみご希望の方は,1冊につき
会員 2,000円,会員外 3,000円を添えてお申込みください。講習会終了後発送いたします。
申込方法 日本機械学会東海支部ホームベージ (http://www.jsme.or. jp/tk/)からお申込み下さい。
詳細はホームページをご覧ください。ファックスでも申込みいただけます。この場合は、「東海支部第105回講習会申込み」と題記し,(1)氏名,会員資格,(2)参加券送付先,(3)勤務先名称,所属部課名,所在地,電話 / ファックス番号,E-mailアドレス
をご記入の上お申込みください。
申 込
先 日本機械学会東海支部 〒464-8603 名古屋市千種区不老町 名古屋大学工学部機械工学教室内
電話&FAX: (052) 789-4494、E-mail:
申込締切 2008年
1月 15日(火)
ご 注
意
(1) 領収書が必要な場合には,お申込みの際にその旨お申し出ください。
(2) 参加決定者には,後日参加券をお送りしますので,当日必ずご持参ください。
(3) 参加決定後は,取り消しのお申し出がありましても,参加費は返金いたしません。