4回次世代人工現実感研究会

主催: 計測自動制御学会中部支部

日時: 平成15年11月28日(金) 13:30〜16:00

会場: 名古屋大学工学部2号館北館4階424号会議室
           〔名古屋市千種区不老町,http://www.engg.nagoya-u.ac.jp/nmap/index.html



講演:  (1)触知覚における表面粗さ弁別機構
                  岐阜大学工学部人間情報システム工学科 助手 川村 拓也 氏

     概要:触覚は刺激を受けるセンサ素子(皮膚感覚器)と信号を処理する演算素子(神経細胞)から
        構成され,ヒトはこれにより表面の凹凸を知覚する.我々はこの表面粗さ弁別機構を解明す
        るため,数十μmの微小段差を呈示する装置を開発し,触覚の知覚特性を測定してきた.本
        講演では,触覚センシング技術や呈示技術の高度化を期待して,表面粗さ弁別機構について
        これまでに得られた知見について述べる.

       (2)身体運動系のデジタルヒューマン技術
                名古屋大学大学院工学研究科機械工学専攻 助教授 長谷 和徳 氏

     概要:人間の身体・運動・生理の諸特性を数理モデル化し,その計算論的解明と工学応用を試みる
        デジタルヒューマンなどと呼ばれる学際的研究分野が近年注目されつつある.今回は主に歩        行の計算機シミュレーション技術を中心にデジタルヒューマン研究の動向を紹介する.

     
見学会: 講演終了後,大日方研究室(http://www.dynamics.mech.nagoya-u.ac.jp/)の見学

参加費: 不要,要申込

問合せ先(〒466-8555)名古屋市昭和区御器所町

申込先: 名古屋工業大学機械工学科トヨタ自動車寄附講座
               佐野 明人
               E-mail: sano@vier.mech.nitech.ac.jp
        
電話: (052)735-5348,FAX(052)735-5565


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