「次世代人工現実感研究会」

共 催: 計測自動制御学会 中部支部,
      日本バーチャルリアリティ学会 変形と力覚研究委員会

日 時: 平成13年5月10日(木) 13:00〜16:00

会 場: 名古屋工業大学
      図書館 3階視聴覚室
[名古屋市昭和区御器所町,電話(052)735-5348,JR中央本線鶴舞駅下車,徒歩10分 ]
講 演:
 (1) ウェアラブルコンピュータからウェアラブルシステムへ
       神成 淳司 氏 (国際情報科学芸術アカデミー)
概要:ウェアラブルコンピュータは,文字通り人間が常に身に付けることを想定したシステムであり,主に機器の軽量化や人間の行動を束縛しないデバイス等に関する研究開発が進められていた.しかし,日常での利用を考えた場合,コンピュータの持つ機能全てを身につける必要はなく,衣服のように必要に応じて使用者自身が使い分けられる自由度と,環境の動的変化やユーザ自身の状況情報に柔軟に対処できる自律性を併せ持ったウェアラブルシステムが注目されている.講演では,これらの現状の動向をまとめ,今後の方向性を模索する.
 (2) ハプティックデバイスの現状と将来
       片野 康生 氏 (三菱プレシジョン(株))
概要:これまでの電子メディアから受け取る情報は視聴覚情報が大半であり,それ以外の情報は普及していなかったが,近年触覚情報の呈示に関する研究が活発になされている.弊社では97年から主に医療領域において開発・試作を行ってきた.今回は当社のハプティックデバイスを紹介しながら,ハプティックデバイスの現状・動向とその将来について述べる.
デ  モ:  講演終了後,ハプティックデバイスのデモを予定.

参 加 費: 不要,要申込

問合せ先: 〒466-8555 名古屋市昭和区御器所町
申 込 先  名古屋工業大学 工学部 機械工学科 佐野 明人
          電話(052)735-5348,FAX(052)735-5565
          sano@vier.mech.nitech.ac.jp

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