SICE 社団法人 計測自動制御学会
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 SICE2007 in Takamatsu へのお誘い

実行委員長  秦 清治
(香川大学大学院)

 2007年度のSICE学術講演会(SICE Annual Conference 2007 in Takamatsu)は,9月18日(火)から20日(木)までの3日間,高松市内の香川大学幸町キャンパス教育学部にて開催されます.多数の皆様がご参加くださいますよう,実行委員会を代表してご案内申し上げます.
 SICE学術講演会は,1986年より国際セッションを設けて,海外からの参加者を募って国際化を進めてきました.2002年の大阪でのSICE学術講演会からすべてのセッションを英語化し,名称もSICE Annual Conferenceと改めて,完全な国際会議化を目指してまいりました.そして,2003年福井大会,2004年札幌大会,2005年岡山大会と段階的に国際化を進めてきたあと,昨年2006年10月には,韓国自動制御・システム工学学会(The Institute of Control Automation and System Engineers, ICASE)との共催により,初めての海外での学術会議SICE-ICCAS2006の開催を韓国釜山で開催することができました.本会議は,1228編の論文と1433人の参加者を得て,大成功でありましたこと,皆様方のご記憶にも新しいところではないかと思います.このうち,日本からの論文は652編,参加者は838名と,SICEの国際会議として十分位置づけられる内容で開催できましたことも,非常に意義深い物であったと思います.SICE2007 in Takamatsuは,このSICE-ICCAS2006の成功を受けて開催される国際会議です.ぜひ,成功を引き継ぎたいものです.
 まず,開催期間ですが,SICE-ICCAS2006会議が2006年10月15日から17日に開催されましたことを受け,例年SICE Annual Conferenceは8月に開催されてきましたが,準備期間を考え,SICE2007につきましては9月開催といたしました.
 SICE Annual Conference 2007の規模につきましては,7月初め現在プログラム編成中ですが,申込みをいただき,Reviewを経てAcceptされました約620論文の講演を,すべてオーラル形式で行います.うちオーガナイズドセッションでは約50件,270論文の講演が行われます.
 特別講演には,計測,制御,ロボット分野から各1人ずつ,そして地元から1人をお願いすることにいたしました.会議期間中の9:00から10:00の時間帯では,プレナリー講演として,各分野の招待講演者にお話しいただきます.各予定ですが,9月18日朝には,NASAジェット推進研究所のRichard Volpe博士に"Robotic Space Exploration Technology Development and Mission Infusion"と題してご講演いただきます.9月19日朝には,理化学研究所のHidenori Kimura博士に"Control and Life−From Homeostasis To Allostasis"と題して,9月20日朝には,CERNの最高技術担当であるAlain Poncet氏に"The LHC at CERN: technical frontier aspects of the world largest scientific instrument"と題してご講演いただきます.また,9月19日総会前の特別講演として,高松にある“おいしさの科学研究所”の山野善正所長に" Estimation of "Oishisa" of Udon (Japanese noodle):うどんのおいしさの計測"と題してご講演をいただきます.
 本会議前日の9月17日には,2つのチュートリアル(有料)と2つのワークショップ(無料)が開催されます.チュートリアルには,9:00〜12:00に"Advanced Control and Signal Processing Paradigms in the New Millennium for Nano-Bio-Communication and Information Processing Systems",13:00〜16:00に"Quantum Information, Measurement and Computing"が計画されています.ワークショップは,内閣府や(独)科学技術振興機構との共催で,「次世代ロボット共通プラットフォーム技術」,「ロボット製作を通じた理科教育」が開催されます.17日夕方16:30〜17:30には,Evening Special Talk(無料)としてWashington Univ.のT. J. Tarn博士により"Control of Decoherence in Open Quantum Systems Using Feedback:Quantum Internal Model Principle"が講演されます.
 SICE2007では,国際会議としてのAnnual ConferenceをSICEの活動を一望できる学会本体の会議として位置づけるために,いくつかの新しい試みを行っております.まず部門協議会からは,部門の活動を紹介し,連携活動をPRするために,会議期間中,ポスターセッションにて約50件のポスター掲示を行い,9月19日11:00〜14:00には掲示したポスターの前で説明を行います.併せて連携活動の一環として,併設ワークショップ「ライフサイエンスを考える−部門連携に向けて−」が開催されます.また,SICE2007プログラム委員会に,各部門対応にトラックチェアマンを設ける,世界の各地域にリージョナルチェアマンを置く,など学会の国際化に向けた体制の充実を図っています.
 会場となる香川大学幸町キャンパスは,あいにくちょうど改修期間となってしまい,皆様方にはご迷惑をお掛けするかもしれませんが,実行委員会一同,皆様を歓待すべく準備を進めております.多数のご参加を,心よりお待ちいたします.
copyright © 2007 (社)計測自動制御学会