主催:計測自動制御学会 システム・情報部門
企画:計測自動制御学会 システム・情報部門 システム工学部会
協賛:PAAA(Pacific Asian
Association for Agent-based Approach in Social Systems Sciences),東京工業大学エージェントベース社会システム科学研究センター,早稲田大学社会シミュレーション研究所,経営情報学会「社会・組織・経済へのエージェントベースアプローチ研究部会」
今日社会システムを構成する諸組織が提供するサービスやその制度などの機能と構造のデザインに関する関心は高まりつつある.そこでは,サービスや制度のアーキテクチャが,諸ステークホルダーの相互関係の動的プロセスの中でどのようにシステムとして機能するのかに関するボトムアップな把握とデザイン,それが全体としてシステムデザインの意図を満たしているかというマクロな視点からの,あるいは諸ステークホルダーの視点からの機能的評価を行う事が必要となる.
そこで必要とされるボトムアップな視点からの社会や組織の解析は,今日ABM(Agent Based Modeling)と呼ばれており,そこではエージェントベースの社会シミュレーションが数理や,統計,あるいは記述的分析と並び,重要な方法として着目されつつある.そこではさらにステークホルダー間の,視点や認識,内部モデルの差を解消するためのコミュニケーションや意思決定の手法,プログラム&プロジェクトマネージメントの分析等も必要とされる.
本シンポジウムは,企業や産業構造,国際的な法制度から,経済や金融制度のデザイン,社会システムやコミュニティのデザインなど,広範な意思決定主体からなるシステムの制度デザイン或は社会の諸主体や組織の提供するサービスのデザインなどを,広い意味での人工物のデザインとして把握し,これら社会や組織の提供するサービスや制度に関する広い視点からのシステムデザイン論的な研究を対象とする.またこれらを分析する方法としてのエージェントベースモデリングやエージェントベースシミュレーションの研究も対象とする.
なおシンポジウムの前日には,関連した領域のチュートリアルなども企画される予定である.
チュートリアルは中止となりました.何卒ご了承ください.
【講演論文集電子公開について】
当分野は萌芽的・横断的分野であり,その重要性にもかかわらず発表の場が限られているのが現状です.そこで,当分野における研究成果を広く周知するとともに,様々な分野の研究者・学生・実務者間の交流を促進するために,研究会の講演論文集のPDFを広く電子公開させていただくことになりました. 以下から講演論文集全体のPDF(単一ファイル)をダウンロードすることができます。
期 日 |
2010年3月11日(木) |
会場 |
東京工業大学田町キャンパス |
交通 |
JR山手線・京浜東北線 田町駅より徒歩2分 |
講演申込締切 |
2010年1月20日(水) |
採択通知 |
2010年1月27日(水) |
講演時間 |
1件20分(15分発表,5分質疑応答) |
講演原稿 |
A4版最大8ページまでの偶数ページ(PDF形式) |
原稿締切 |
2010年2月19日(金)必着 PDF原稿をichikawa @dis.titech.ac.jpへお送りください. (注意)件名を必ず「第43回システム工学部会研究会原稿提出」としてください. |
参 加 費 |
無料(ただし資料代実費2,000円程度のご負担をお願いします.当日受付にてお支払いください). |
申込方法 |
申し込みは終了しました. |
プログラム |
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講演論文集 |
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問合せ先 |
東京工業大学 総合理工学研究科 知能システム科学専攻出口研究室 市川 学 電話(045)924-5421, FAX(045)924-5547 E-mail : ichikawa@dis.titech.ac.jp |
学会事務局 |
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