第20回 システム工学部会研究会
「人工生命の新しい潮流」
主催:計測自動制御学会
企画:システム工学部会 人工生命研究会
人工生命の研究領域がスタートして10年余りが経過しましたが,今なお,工学をはじめとする種々の分野との学際的な広がりを見せています.今回の研究会は,今後の一層の工学的応用を期待するためにも,人工生命研究の中核的な部分に関わる議論,つまり,実りの多いサイエンスとして人工生命が定着していくための議論を主に行なう場としたいと思います.一般講演を以下のように募集いたしますので,お申し込みをお待ちしております.人工生命の新しい可能性を開拓するようなご発表を期待します.また,東京大学の伊庭先生と千葉大学の岡ノ谷先生の両先生に特別講演をお願いいたしました.伊庭先生は遺伝的アルゴリズムや遺伝的プログラミングに関して最先端の研究をされてきました.人工生命の様々な研究や,その工学への応用研究を行なう際の基盤となる重要なお話をしていただけるものと思います.岡ノ谷先生は小鳥の歌の文法を解析し,脳の構造との関連を調べておられます.人工生命領域における言語の進化の研究に対して貴重な示唆を与えるお仕事だと考えられます.
日 時:
2000年2月11日(金) 9:30〜17:00会 場:
名古屋大学 大学院人間情報学研究科棟 第一講義室〔名古屋市千種区不老町, 電話(052)781-5111(代表)〕
テ ー マ:
サイエンスとしての人工生命の新しい可能性を追究する研究.あるいは,人工生命全般に関わる萌芽的研究.
キーワード:
遺伝的アルゴリズム/プログラミング,オートポイエーシス,学習/発生/進化のアルゴリズム,コミュニケーションの進化,自己触媒系,自己組織化,自己複製/創出/反映,シミュレーション環境,自律ロボット,進化するハードウェア,進化ダイナミクス,進化ロボティクス,人工化学,人工経済,人工社会,人工進化,人工生態系,人工生命アート,生命の起源,創発講演申込方法:
『人工生命の新しい潮流−講演申込』と題記し,1)講演題目,2)連名者全員の所属,氏名(登壇者には○を付記),3)連絡者名および連絡先(〒,所在地,所属,電話,E-mail),4)要旨(400字以内),5)学術奨励賞審査希望の有無をご記入のうえ,下記申込先になるべくE-mailでお申し込みください.採否はe-mailで連絡者に通知します.講演申込締切:
1999年12月6日(月)採否通知:
1999年12月17日(金)頃まで原稿締切:
2000年1月14日(金)原稿形式:
A4判カメラレディ(4ページまたは6ページ).邦文,英文どちらでも可.研究会資料として製本します.詳細は下記ホームページ参照のこと.
講演時間:
1件20−30分を予定しています.著 作 権:
講演論文集に掲載された論文の著作権は(社)計測自動制御学会に帰属することになっておりますので,ご了承ください.学術奨励賞:
本会学術奨励賞の審査を希望する場合は,学会誌「計測と制御Vol.38,No.3」お知らせ6ページの申請書(コピー可)に必要事項を記入のうえ,講演申込と同時に申請してください。詳しくは同号お知らせ5ページを参照してください.参 加 費:
資料代(実費)のご負担をお願いいたします.研究会ホームページ:
http://www2.create.human.nagoya-u.ac.jp/~ari/stuff/ALnagoya.html申込・問合せ先:
〒464-8601 名古屋市千種区不老町名古屋大学大学院人間情報学研究科 有田 隆也
E-mail:ari@info.human.nagoya-u.ac.jp
電話/FAX:052-789-3503