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学会行事 |
第79回力学量計測部会行事
「力学量計測に関する講演会と兵庫県立福祉のまちづくり工学研究所の見学会」
- 主催
- 計測自動制御学会 計測部門
- 企画
- 力学量計測部会
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力学量計測部会では,兵庫県立福祉のまちづくり工学研究所の見学会と同所における力学量計測課題に関する講演会を企画しました.皆様のご参加をお待ちしています.
- 日 時
- 2009年2月5日(木) 13:30〜16:30
- 会 場
- 兵庫県立福祉のまちづくり工学研究所〔兵庫県神戸市西区曙町1070〕
- 会場への交通手段はつぎのホームページをご覧ください.http://www.assistech.hwc.or.jp/
- 定 員
- 先着30名
- 申込方法
- 下記申込先まで電子メールあるいはFAXでお申し込みください.この際に,件名を「79部会行事参加希望」とし,所属,氏名,連絡先(電話番号,FAX番号,電子メールアドレスなど)をお知らせください.
- 申込締切
- 2009年1月29日(木)
- 参 加 費
- 無料
- 申 込 先
- ザルトリウス・メカトロニクス・ジャパン株式会社
- 科学機器事業部 JCSS校正室 松渕広一
- 電話(03)5316-1555,FAX(03)3304-0308,E-mail:
- 学会事務局
- 部門協議会担当/電話(03)3814-4121,E-mail:
- プログラム
- 13:30〜13:40 主査挨拶
- 13:40〜14:10「福祉のまちづくりへの工学的アプローチ」
- 講師 北村新三(福祉のまちづくり工学研究所長)
- 概要:兵庫県立福祉のまちづくり工学研究所は15年前より障害者や高齢者の生活支援などの工学研究を進めてきた.見学会では,研究所の設置理念と目標,ユニバーサル デザインとまちづくり,車いすとバリアフリー化,高齢者施設の見守り空間創成,インテリジェント義足,筋電義手やリハビリ支援機器開発など,現実に要求される問題を提示し,それへの計測,制御,システム的アプローチについて紹介する.
- 14:10〜14:40「車いす駆動トルクの計測とバリアフリー」
- 講師 橋詰 努(主任研究員兼研究第三課長)
- 概要:高齢者や障害者が安全で快適に移動できる道路・交通環境のバリアフリー化は,社会参加を促すための重要な要因である.車いす使用者の身体的負担と走行環境の関係を明らかにするため,車いすを走らせるときの駆動トルクや身体振動等を計測し,客観的データに基づく環境のバリアフリー化に取り組んでいる.道路の縦断勾配,横断勾配,歩車道の段差,各種の路面と車いす使用者の身体的負担と,バリアフリーへの指針について紹介する.
- 14:40〜15:10「装具処方支援に関する研究および装具継手の開発」
- 講師 赤澤康史(主任研究員兼研究第四課長)
- 概要:障害のある身体に装着されることで主として受動的に力を及ぼし,歩行などの身体運動を補助することが装具の大きな役割である.脳卒中片麻痺に用いられる装具は種々存在するが,臨床家の主観に基づく処方・訓練が行われており,より科学的な根拠が求められつつある.本講では,身体と装具,双方の力学特性(底背屈剛性)を計測する試みや,足首に相当する装具足継手の新しい機構の開発状況を紹介する.
- 15:30〜16:30 見学会
- 兵庫県立福祉のまちづくり工学研究所の力学量計測に関する設備
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